私たちのつけたブランド名「Nurbs(ナーブス)」は、初めて聞く方には、少し変わった名前だなと思う方がいるかもしれません。このブランド名には、私たちが常に大切にしたい『理念』と立ち上げ時の『想い』が込められています。
ナーブスのプロデュースカンパニーである株式会社アテンションは、クリエイターのエージェント業務とデジタルコンテンツ制作業務を2000年から行っている会社です。
わたしたちは、エージェントとしては、「声」を仕事にするボイスタレントが「持続可能な状況で仕事をするフィールドを広げていく」支援をしたいという思いが強かったですし、また、制作会社としては制作予算に厳しい制限がある中で「質が高く、しかもコストパフォーマンスの高いナレーションの収録」を常に必要としておりました。
この一見相反する2つの課題を同時に克服できるような解決策を、突き詰めて考えた結果、「プロフェッショナルな『声』を必要としているお客様に、クオリティーの高い『声』のサービスをより身近にご利用いただけるようにすることが重要」であると考えました。
つまり、ナレーターだけをコーディネートするのではなく、コストパフォーマンスに優れた収録ブースの確保も同時に行うサービス、「ナレーター&ブースサービス」。これをコンセプトにしよう!と軸が定まったのです。
そこから「ナレーター&ブース」=「ナーブス」というキーワードが自然と生まれました。
これが「Nurbs」ブランドが生まれた瞬間です。
「Nurbs」という表記にしたのは、コンピューターグラフィックスの世界で、とくに「滑らか」な曲線表現を得意する方法に【Nurbs】という曲線表現があります。私たちのブランド「Nurbs」もお客様の要望に対して、声のプロフェッショナルが「滑らか」に表現していきたいとの想いも込められています。
まだまだ私たちは「声」の業界ではメジャーブランドではありません。これから、お客様にコストパフォーマンスの高いサービスを提供し、「声」のプロフェッショナルが持続可能な状態で仕事をするフィールドを創っていくために、やらなければならないことが山ほどあります。
まずは、
- 質の高い「声」のサービスを提供できるプロフェッショナルを多数確保すること
- 制作予算内でご利用いただくための、自社ナレーション収録ブースの開発および、クオリティーの高いMA作業を行うための提携MAスタジオを複数確保すること
この2点を喫緊の課題として活動をしてまいります。
乗り越えるべきハードルは高いですが、私たちの活動の軸はブレません。
「Nurbs = ナレーターをブースと併せてコーディネートすることで、お客様にとって常にコストパフォーマンスの高いサービスを提供し、さらに声のプロフェッショナルが持続可能な状況で仕事をするフィールを創っていく」
という基本理念があるからです。